Netflixで今月8日から配信が開始された「ラブ・イズ・ブラインド JAPAN」。〈愛しい人との初対面は、プロポーズを承諾してから。日本を舞台に、声だけで運命の相手を見極めようとする独身男女の恋模様を追ったリアリティ番組〉(HPより)とのコンセプトで、藤井隆と板谷由夏がナビゲーターを務める恋愛リアリティ番組である。配信が開始されると、番組に出演する女性の意外な素性が話題になっている。
「ラブ・イズ・ブラインド」はアメリカ発の人気番組で、2021年エミー賞にもリアリティ部門ほか2部門にノミネートされた話題作。男女それぞれが個室の中で、お互いの姿や顔を見ずにデートを重ね、壁越しのプロポーズを成功させた後に初めて直接対面することができる。 「男女24名が参加した日本版からは、8組のカップルが誕生しました。対面後、バカンスや同棲期間で既に破局したカップルもいますが、22日配信の最終回で『結婚式』を無事に迎えられるカップルがいるのか注目されています」(芸能ライター) 会話だけのデートを重ね、晴れて婚約成立となったカップルの1組が、ミサキとカオルである。 「実はカオルは、音楽ユニットCHAGE and ASKAとして活躍したミュージシャンのASKAの娘なんです。元アナウンサーの洋子夫人との長女で、彼女は父親と同じく歌手の道に進み、宮崎薫(32)としてメジャーデビューも果たしました。番組中、参加女性たちが集まる控室でも、ギター片手にたびたび歌を披露しています」(同) 名前こそ明かさないが、カオルは番組の中でたびたび父親のことを語っている。 「24とか25になる時だったかな。突然、朝、電話が掛かってきて、父親が薬物で逮捕されて、しかも知らない女性と逮捕されて。そこが嫌な人(男性)もいるのかなっていうのもありますし、どう思うのかなって心配もある」
逮捕後に親子共演
2014年5月、ASKA(本名・宮崎重明)は覚せい剤取締法違反(所持)などの容疑で逮捕され、懲役3年・執行猶予4年の判決を受けた。さらに、わずか2年半後の2016年11月にも、覚せい剤取締法違反(使用)の容疑で逮捕(嫌疑不十分で不起訴)された。 「薫さんは2012年に歌手としてメジャーデビューを果たしています。デビュー前から『マツダ・デミオ』のCMソングに採用されるなど順調に活躍していた矢先の2014年、父親の逮捕を受けて約2年半の活動休止。復帰後は地道に歌手活動を続けてきたようです」(同) 洋子夫人は通院に付き添うなどASKAの更生に尽力してきたが、2017年に離婚。一方、娘の薫さんは、2018年8月にASKAが作詞作曲した『Cry』という楽曲で親子共演を果たしている。 当時ASKAはブログで、娘のことを綴っている。 〈「宮崎薫」は、親のひいき目ではなく、本当に歌が上手く、僕から、薫に歌うようリクエストをしました。それは、もう、6~7年前からのことなのです。薫は、自分でも楽曲を書きますし、僕の曲を歌うことに、複雑な気持ちを抱いているのは正直なところですが、今回、僕のリクエストを純粋に受け入れるという形で実現いたしました。〉 〈親子です。肉体は遺伝により受け継がれますので、同じ声帯、そして響になるのですね。〉